pixivからコピペ君はずっと俺についてきてくれたね。
どんなときも一緒だった。
初めて会ったときのことを覚えているだろうか。
もしかしたら失礼かもしれないけど、本当は見た目だけで俺は君を選んだ。もちろん後悔なんてないさ。
最初の話だ。
君はひときわパワフルなボディで他を圧倒していたんだ。
君のたくましさに俺は惹かれたんだ。そして君はとても頑丈だった。
君と出会って5年。
君はとても俺に尽くしてくれた。
大きなケガをすることもなく、力強く俺を支えてくれた。君が、いまの友人と俺とを出会わせてくれたこともあった。
とても感謝している。
vodafoneがSoftBankに変わっても、俺は君を手放す気になんかなれなかった。
君は俺の一部だった。
間違い無くそうだった。
新しいiPhoneに変えてから、君は俺の一部ではなくなった。
こんな絵を描いたのも、君が俺の一部ではなくなったからなんだろう。
でも、それからも君は俺の傍らにいてくれた。たくさん覚えた着メロで、朝早く俺を起こしてくれた。いつまでもこの関係が続くと思った。
思ったのに。
・・・俺は君にさようならを言わなければならない。
君の電池はまさに尽きようとしている。
俺は君に謝らなければならない。
うっかり君の充電するとこのアダプタを踏みつぶしてしまったことを。
いつのまにやってしまったのだろう、それを見たときの衝撃は筆舌に尽くし難いよ。
辛いけど、これでお別れなんだ。
きみが「電池がありません」の警告音を出して事切れるのを、俺はとても見ていられやしない。
せめてもの感謝に、この絵を君のフォルダに。
そしたら俺は、君の電源を切るよ。もうそれで君の眠りが妨げられることはない。
いままで、ありがとう。
本当にありがとう。
おやすみなさい。
・・・俺だけのV902Tへ。